ホテルと民泊の一番大きな違いってなに?|予約したら断られることもあるって本当?
こんにちは、カマルです。
いつもブログ訪問ありがとうございます。
最近、ニュースやドラマで見聞きする「民泊」
ホテルとどう違うのか各メリット、デメリットを挙げて比べてみた。
ホテルのメリットは?
コンテンツ
- 防音効果が高い
- プロの清掃業務で清潔感が高い
- 施錠のセキュリティが高い
- 知名度が高いので場所がすぐ見つかる
- 予約を拒否されることはない
- 近隣住民からの苦情は一切ない
防音効果が高い
ホテルでは、子供が騒いでも、泣いてもほとんど
聞こえないから乳幼児連れの家族でも安心だね。
プロの清掃業務で清潔感がある
清掃もホテルの方が清潔感があるね。
行き届いている、掃除のプロがやってくれるから。
施錠のセキュリティが頑丈だ
ホテルの部屋の施錠の仕方は、カードキーを使用したオートロック。
部屋の内側の鍵の部分にもチェーンが付いていて安心だ。
知名度が高いのですぐに場所を見つけることができる
ホテルの場所がわからなくても交番やその土地の人に聞けば
知名度が高いからすぐ教えてくれるね。
誰でも泊まることができる(予約を拒否されることはない)
満室でない限り予約を断られることはない。
近隣住民からの苦情は一切ない
ホテルや旅館は、もともと住宅専用地域には建設できない、
また防音効果も万全だから近隣住民からの苦情はないに等しい。
ホテルのデメリット
ホテルは、訪日外国人の増加により宿泊価格が上昇
2017年の訪日外国人観光客は、
2869万人(国土交通省発表)
2003年にはわずか523万人だったのが、
ここ14年間で5.4倍に増えている。
理由は、円安、ドル高に加えて
格安航空会社(LCC)の路線が増えたことや、
クルーズ船の便の増加も考えられる。
その他の要因としてビザ発給要件の緩和などもある。
政府は、2020年の東京オリンピック、
パラリンピックには3000万人を上方修正して4000万人の
訪日外国人観光客を呼ぶことを目指している。
ホテルは、大人数収容は、難しい
ホテルの部屋は、大人数収容は、難しい。
その場合は、部屋の数を増やすしかない。
個室は、主に2人用で、スイートルームでも5人ぐらいしか収容できない。
民泊のメリットは?
- 家の空きスペースを活用できる宿泊客と交流できて
- 異文化体験や語学力もアップする
- その土地の新鮮な食品を購入して料理ができる
- airbnbのコンセプトが「モノ」から「コト」に移行したことによりいろいろな体験をすることができる
- ホストは、宿泊客を選択できる
- 大人数でも宿泊可能で、料金もホテルに比較すると格安
家の空きスペースを利用できる
例えば自宅に空いている子供部屋とか
あったらそれを活用できるんだよ。
転勤で数年家を離れるときなどにも活用できるね。
民泊で提供している物件は、
ホテルに比べると安価に泊まることができる。
民泊の部屋タイプには
- シェアルーム(全スペースがホストや他の人と共有)
- 個室(ベッドルームだけ自分専用)
- まるまる貸切(一軒家やアパートの部屋が貸し切り)
シェアルームはホストと一緒に滞在することになるが、
民泊物件の中では一番安く泊まれる宿泊タイプだ。
2017年6月16日に公布された住宅宿泊事業法(民泊新法)
2018年6月15日から施行され
申請書は、2018年3月15日から受付している。
これは、旅館業法の政令を改正し
ワンルームマンション(25平方メートルでも)や
集合住宅での一室からの民泊サービスが解禁される。
台所や洗面所など設置されていると
ワンルームマンション(旅館業法では33平方メートル必要)の面積でも
民泊の許可を得られることになる。
ただ事務所やガレージなどは、対象外になるね。
法整備されたから 正々堂々と民泊サービスできるけど
残念ながら年間180日しか営業できないんだ。
宿泊客と交流できて異文化体験や語学力もアップ
ホスト居住型(ホームスティ型)では、
ゲストと交流ができてその国の文化にも
触れられるし語学力もアップする。
またその国の言葉を話せなくても
グーグル翻訳やラインアプリを使ってカタコトで交流できる。
もしホストがいなくても自国とは違う
雰囲気の家屋や調度品などを楽しめる。
ホテルの場合は、洋式スタイルでどこも似たような構造だから
変化がない。
その土地の新鮮な食材を買って調理できる
何と言ってもお料理好きな食いしん坊さんや自炊で食費を浮かせたい人たちには、
キッチンがあるのは有難いね。
たいていの民泊物件には食器や調理器具は備えられているはずだ。
(時々備わっていないときもあるようだけど)
airbnbのコンセプトが「モノ」から「コト」に移行したことにより
様々な体験可能
今までは、airbnbは、部屋のみを提供していたけど、
2016年11月から「Trip」が新たに導入され
いろんな体験ができるようになった。
これは、すごい画期的なことなんだよ。
自分が持っているスキルをお金で売ることが
できるチャンスが到来したんだ。
airbnbに自分の「体験」の掲載を要望できるんだ。
- 例えばサムライの剣術のやり方を教えるとか
- 忍者のシュリケンの使い方を教えるとか
- エスニック料理講習を開くとか
- 着物の着付けを教える、生花を教えるなど。
個人の希望により地元の人しか知らない穴場を発見したり
おもしろいイベントで他国の旅する人達と交流したり
地元の人々に交じってお祭りに参加したりするんだ。
一生忘れられない思い出になるよ。
また地域の活性化にも一役買うかもしれないね。
日本の田舎にはまだまだ知られていない穴場が沢山あると思うよ。
ホスト(家主)は、宿泊客を選べる
民泊は、ホテルや旅館などと違い
自宅を提供したりする個人経営なので
ホストは、パスポート認証のない人や
メッセージのやり取りをしていて
この人は、ちょっと嫌だなと思ったら断ることができる。
もちろん人種差別的なことは、厳禁だが。
大人数でも宿泊可能、一人に付き単価も安くなる
戸建て物件を借りれば、12人位は、宿泊できるだろう。
一人に付き宿泊単価は、ホテルに比べたらかなり安上がりだ。
民泊のデメリット
民泊のデメリットは、主に5つある。
- 予約する時
- 宿主はどんな人
- 鍵の受け渡しの時
- 場所はすぐに見つかるのか
- 近隣住民からの苦情などの心配がある。
民泊仲介サイトで物件を予約するときに、
予約を断られることもある
これは、ゲスト側からするとデメリットであるが、
ホストからするとメリットになる。
- パスポート認証をしていない人
- メッセージのやり取りでかなり神経質そうだと疑われるとき
(レビューの評価に影響する) - 鍵は手渡しかどうか、ホスト(家主)の自宅は、
どこかなどの質問がある場合
明らかに、宿泊人数をごまかしそうな気配を感じたとき
以上のようなときは、お断りしたほうがいい。
注意点として、あからさまな人種差別をして拒否した場合は、
アカウントが削除されるときもある。
家主居住型(ホームスティ型)だと泊まるまで
そのホストはどんな人なのかと不安だ
ホームスティ型の物件を選ぶ人は、
異文化交流や語学習得などの目的もあるはずだ。
だから一概にデメリットとも言い難いが、
少しばかり不安な面もある。
鍵の受け渡しのトラブルや宿泊する所在地が
すぐに見つかるかどうかについての不安
鍵を直接ホストから手渡してもらえないときは、
自分で郵便受けなどを探して見つけなければならない。
宿泊場所は、駅から近いところにあっても
住宅街だと道に迷うこともある。
近隣住民からの苦情
民泊は、住宅地域にある場所なので近隣住民からの
騒音やごみ出しの苦情は注意しなければならない。
ハウスルールにきちんと注意事項を明記しておこう。
例えば、
- 友達を連れてきてはダメ
- パーティー開催はダメ
- 窓を開けて大声で電話してはダメ
- ごみは、分別してごみボックスに捨てる
- 夜8時以降は、うるさくしない
など近隣住民に迷惑になる行為をしないように
ちゃんとハウスルールに明記しておく。
まとめ
ホテルは、ホテルとしての風格が
断然あるけど
民泊のメリットもかなりユニークで興味深い。
民泊の場合、家主(ホスト)は宿泊者(ゲスト)と
外国語で交流することになるから、
ちょっとハードルが高いと思うかもしれないが
そんなに心配することはない。
言葉が理解できなくたって今は、ラインアプリやグーグル翻訳を使って
カタコトで気持ちが簡単に通じ合う時代だ。
インターネットの発達に伴い世界中からホテルや旅館のみならず
一般家庭にも観光客がそれぞれの国に訪れる時代になったんだ。
どんどん国境がなくなっていくような感覚にとらわれる。
スウェーデンは “国全体” をAirbnbに登録した。
公有の土地に自由に立ち入って滞在できるそうだ。
それに「自然享受権」が許されていて、
個人がもっている
非公開の庭や農作物が植えられていなければ、
誰でも自然に入り、散歩やサイクリング、キャンプなどができるそうだ。
しかし、それに伴いどこの国でも治安面や
地域住民への影響その他さまざまな事が懸念されると思う。
そのために政府は、
2018年6月15日施行の住宅宿泊事業法(民泊新法)を策定した。
最終更新日 2017年12月26日の
「住宅宿泊事業法施行要領(ガイドライン)」は、次のとうりだ。
下のURLは、国土交通省の観光庁ガイドラインのサイトだ。興味がある人は、見てほしい。
出典: http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000344.html
これを読むとわかるが、政府も観光立国日本を目指しているね。
現状、ホテルや旅館等は、東京オリンピック、パラリンピックに
向けて訪日外国人観光客の
需要に間に合わないから国も民泊ビジネスを後押ししているんだね。
インターネットの発達によりまたシェアリングエコノミーにより
我々が考えてもみなかった
グローバルな世界、国境なき世界が年々加速していくような気がする。
これから2020年の東京オリンピック、
パラリンピックに向かって島国日本へ世界中から
観光客が押し寄せてくる。
我々の頭を少し切り替えこのような
グローバルな時代に突入したことを受け入れ
国益のため、地域社会のため、我々自身のために
ホストやゲストとして世界中の人たちと
仲良く楽しく交流していこう。